好きな場所は里山 [実・種]
2011年は私にとって、日本にとって、世界中にとって
大変な年だったな~(゜.゜) としみじみ。。。
一つ一つの意見を書くのも今更だし、
私ごときの考えなんて皆さんには想像がつくでしょうし・・・。
ということで、今年起こった大変なことの話題はスルー (ー_ー )ノ" パス
里山へ行きましょう♪
いつもの山田さんの箱庭のような棚田へ(^o^)/
※
行きましょう♪ と言っても
ここ数日 とても忙しくしておりましたので、
行ったのは12月13日。
その後 記事にも出来ずにおりました^^;
目的は里山の空気にふれたいのと、
木の実草の実を見たいのと、
年賀状用に“ヤブコウジ”を撮りたいこと。
ところが行ってみるとヤブコウジの生育が
例年より遅くて背丈が短いのです。
ヤブコウジ
別名=十両と呼ばれるヤブコウジですが
もうちょっと値切ってもいいかな。
ハナニガナでしょうか。
白と黒に枯れてオレンジ色になった花びらがシックでオシャレだと思います。
毎年会うのを楽しみにしている “トキリマメの実”が今年は少ない。
いつもはいろんな表情を見せてくれるのに
数が少なきゃしょうがないか~( 一一)
・・・と おきらめかけていたら・・・
こんな 芸達者トキリマメに会えました。
ノイバラの実に似ていましたが つる性でもなく、枝にトゲがありません。
どんな花が咲いていたのかな~。
ホヘッ!!
猫の目ぢから発揮で こんな物を発見!!
半分苔に埋まって カビまで生えていますが
そっと掘り出して よ~く見ると・・・
中に蛹の抜け殻があります(゜゜)
これはッ
これがウワサの ス・・・スカシダワラ!!!!!
スカシダワラ(透かし俵)=クスサン(ヤママユガ科)の繭
女子は透けている物、光っている物が好きなのですが
・・・ これは 美しい ・・・ とは言い難い代物。
でも今になって…洗えばキレイになったかも…と
持って帰らなかったことを後悔していま(>_<)
※
そう、透ける物! 透ける物好き♪
透ける物 見つけました(*^^)v
風に揺れて撮るのが難しかった~。
でもいいや。
ブログの写真はPCほど鮮明に出ないから (=^^=)ヽ(ー_ー)
最後は ソヨゴの実
モチノキの仲間ですが
モチノキノの実のように集まってならないのね。
それは、多分、実(花)の枝が長いから
風に吹かれると絡まってコンガラガルから d(^-^)
ソヨゴは “戦ご” と書き、“戦ぐ”から来ています。
“戦ぐ”とはゆるやかな風に揺れることで、
“戦う”とは意味が違うようです。
古くから自生している植物には古語や古語がなまったものが多く
人が植物と共に生きて来たことが良く分かります。
外来種の見たまんまに付けられた名前も
時が経てば
「ツメクサ(クローバー)はクッション材に使われて日本に来たので
“詰め草”だったのよ」
「へ~、そうなんだ~」
また ハキダメグサは
「最初に植物学者が見つけた場所がハキダメだったからです」
「ハキダメってな~に?」
ってことになるのでしょうね(^^)
※ ※ ※
人の時は短く、植物の時は長い。
地球をその長い持ち時間で守ってくれている植物を
ヒョイと現れた人間が軽く扱って良い訳がない!
と強く思う招き猫であります(=`ェ´=)