女王様 お許しを! [動物]
台所の換気扇の外で蜂の羽音がします。
何度か聞いたので気になり、見に行くと
外のフードの下に こんな巣がぶら下がっていました。
中は空洞かな? よく見えません。
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とっくり? ・・・トックリバチ?
ポチポチポチ・・ (PCのキーをたたく音^^:)
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トックリバチの巣とは違いました。
トックリバチは木の葉などにピンポン球ほどの壷型の巣を作って
卵を一個だけ産み付けてふたをしてしまいます。
うちの庭でもたまに見ます。
でも、これのほうが徳利っぽいのにな~。
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これは コガタスズメバチ の初期の巣。
越冬した女王蜂が1匹でここまで作り、
卵を産みます。
卵が働き蜂になると、トックリの細長い口の部分が取り除かれ
スズメの羽模様の大きなスズメバチの巣を作っていくのです。
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コガタスズメバチはオオスズメバチほど
攻撃的では無いそうですが、
毒を持った集団が庭に居るのは やはり怖い(ノ_< ;)
・・・といって殺生はしたくない。
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さんざん悩んで、女王蜂だけを生かして
巣と卵は壊すことにしました(T_T)
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アシナガバチの巣も毎夏一個は作られるのですが、
彼らは1年きりで移住するので放っておきます。
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さあ。女王様を保護します。
家の中に迷い込んだ ハエや蜂用の 愛用の捕虫網 (=`ェ´=)
私はこれさえあれば無敵ですが
念のために殺虫剤も準備!
それと、脚立。
蜂よりも 脚立に上ることの方が怖い招き猫。。。
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網の丸い針金を曲げて四角い角を付けて
フードの天井にピタリと当て、
網の外からコンコン・・と叩いても女王様はお出ましにならず(゜.゜)
外出中かな?
ならば、巣に戻れないように布で栓をしました。
(網を取るときに網がちょっと触れただけでトックリの細い口が取れてしまいました。)
すると、カリカリ・・という音がしてきましたよ。
ひょっとして女王様が中から巣を噛み破ろうとしている!?
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布栓を外して様子を見ていると、
女王様がお顔をお見せになりました!
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「あれー!」
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女王様を捕虫網の中に保護したまま
網の輪の部分で巣の付け根を切るようにこすると
巣は簡単に網の中に落ちました。
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壊れた巣はもっと頑丈なものかと思っていましたが
画用紙くらいの厚さで、ホロホロと崩れてしまいます。
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巣材は土だと思っていましたが、
ハチが削り取った細かい木でした。
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巣の中心の丸い空洞に
ハチの巣らしいジョウロ型をしたハチの巣があり、
中心の部屋の子はもう いわゆる"ハチの子”になっており、
外側の部屋には一つづつ卵が産み付けられていました。
これを土に埋め、
次は女王様を放すのですが、
女王様を見ると・・・、網を噛み破ろうとしています!
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逃げられるようにしても まだ網に噛り付いています。
かなりパニクッておいでのようです。
そりゃあそうでしょう。
自分で築いた城の、いや、我が子たちの危機なのですから!
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やがて網から離れた女王様は
真っ直ぐに巣のあった場所へと飛んで行かれました。。。
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女王様、ごめんなさい。
次はもっと奥深い山の中で巣作りをなさって下さいませ。
九輪草と生き物たち [花]
昨日の「九輪草を探しに」の続き記事です。
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車で移動すると すぐにダム湖の一番奥に着きました。
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ダム湖に流れ込む川とは別に小さな水場があり、
水の中を覗こうとすると・・・、いつもの視線が!
もう見られていました。
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体長7cmもないですよ。
でも何となくエラそう。
赤くないから、アメリカンでないニホンザリガニ!?
・・・と喜んだのですが、
帰ってから調べると、
ニホンザリガニは日本の北の方にしかいないそうです。
幼少期のアメリカザリガニはこんな灰色をしているそうです。
・・・ガッカリ。
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アメンボウ しっかり撮っているのでトリミングしますね。
↓
翅があって飛べるんですよ。
実はカメムシの仲間なんですぅ。
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カワトンボ
は~い、お上手。
見て欲しくて仕方が無いんですね。
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清流に咲く クレソン
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夏は水辺が楽しい♪
出来ることなら 2猫ズも連れて来てやりたかった。。。
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この小さな水場の隅に
九輪草を数株見つけていました。
ここは日当たりが良すぎて 九輪草の生育には
あまり適していないのでしょうか。
それとも、見に来る時期が早すぎたのかな。
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ダム湖の側にも咲いていました。
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少しイメージが違いますね。
この日はここだけにして、次回はもう少し奥の方まで
行ってみようと思いますが、
クリンソウを見るという目的は達成しました。
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蝶の写真が3枚続きます
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カラスアゲハ
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トラフシジミ (春型)
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ヒメウラナミジャノメ と ハナニガナ
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ニガナ
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シャガ
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日陰に レンゲ が咲いていましたが、
トリミングが~~~!
そこへ カワトンボが来て後ろにとまりました。
・・・哀れ レンゲは前ボケにされてしまいました。
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やはりこちらをジッと見ているトンボ。
何を考えて見ているのか すご~く気になります。
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以上で花と虫の写真はおしまい。
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篠山の青山通りのいつものお蕎麦屋さんで
「暑い暑い!」と
冷たいとろろ蕎麦大盛り 900円+200円 をいただいて
帰路に着きました。
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家に帰り着くと、病み上がり兄弟の弟猫Pは迎えに出てきましたが
兄猫のナミは朝に出て行った時と同じ場所で寝ていました。
頭をなでて、横に寝転ぶと
そっと手を伸ばしてきて ハハの手の上に重ねました。
喜んでくれてハハも嬉しいよ。
九輪草が見たい! [花]
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しばらく更新をサボっていました。
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子供2匹が悪い風邪に罹ったらしく、
どちらの子もかなり辛そうでしたが、
やはり年嵩のナミが重く、
焦点の合わない目で何日も飲まず食わずに加えて
オチッコの垂れ流し・・・・・。
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ハハはその世話で睡眠不足のうえに
家を空けるに空けられず、
仕方なく ナミと一緒にゴロゴロと日を送っておりましたが
数日前からナミの目に光が戻って来て
「もう大丈夫ね」 という状態になりました。
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それで今日は近場の篠山まで お試しお出かけ。
何のお試しかというと、
両親が病み上がりの子供たちだけに留守番をさせて
外出が出来るか!!
という度胸試しです。
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いつからフィールドに出ていなかったっけ。
タニウツギが咲いていて ビックリ!
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山フジが咲いていて ビックリ!
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写真を撮るのが下手になっていて ビックリ!
ドサクサに紛れて“ビックリ!”を一つ付け足しておきました…
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今日は篠山市の市街から少し離れたダム湖周辺で
九輪草を探します。
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白い小さなスミレですが、
葉の形に特徴があるので調べれば名前が分かりそうです。
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スミレの中で一番遅く咲く ニョイスミレ でした。
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あのね~ ・・・・・
トンボってどうしてヒトの傍に来てジッと見てるの?
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じゃあ 私もあなたを観察。
う~ん、・・・シオヤトンボの若いメス!
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やっぱりヒドイ写り。。。
「風があったから~」なんて言い訳は通らない。
コウゾの雌花
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大好きな大好きな ウリカエデの翼果。
まだピンク♪
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これは タニウツギ
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これは モチツツジ
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これは白飛びした ガマズミ
※ 白飛び=白いところが白くなり過ぎてるのね=失敗写真ってこと
咲いているのは上の写真の花だけで
他は蕾ばかりでした。
・・・そ、そうよねぇ、まだ蕾よね。
もう花が散ってしまって実になりかけてる・・・ってことは無いですよね。
家でゴロゴロしている間に季節感がなくなってしまっていて
自信がない~~~。
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ダム湖を巡る道の山側には テンナンショウ の清々しい
薄緑色がたくさん見られましたが、
苞の中を覗くと もう実ができ始めていました。
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これは ミツバアケビ の花のあとに見えるのですが・・・、
濃い紫の2輪が雌花で 間の小さいのが雄花。
こんな小さな花からあんなに大きなアケビの実がなるんですか?
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これは多分 ウノハナ の蕾。
夏~は来ぬ~♪ ですね。
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小高木に白い花がたっくさん!
私の背が足りなくて 横からしか写せませんでしたが、
装飾花の形が面白いので
木の下に入って花の裏から撮ってみました。
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ここまで私は歩いて、
運転手は車に乗って着いてきていましたが
私も疲れたので助手席に乗って先に進むことにしました。
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さあ、打ち込みにも疲れましたので
続きは後日 とさせていただきます。
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気持ちの良いお天気。
この時、私の中から病み上がりの子供たちのことは
すっかり消えておりました。。。
送られて来た写真 [日々の出来事]
連休中はどこも混むので どこにも行かない私。
そんな私に 同じくお家遊びをしていたらしい
〇〇さんから こんな写メをいただきました。
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お分かりだと思いますが ザクではありません。
その ザクもどき が乗っている石を
私がずっと前に〇〇さんに差し上げたのです。
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石は福知渓谷に転がっていた 拳くらいの大きさです。
この石は磨いても宝石にならないですが、
海に行っても、山に行っても、
天然記念物に指定されていないなら
記念に一つ拾って帰ります。
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小さな石ころを見て 大きな海を、大きな山を思い出しています。
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さあ、写真の ザクもどき ですが、
知る人ぞ知るパワードスーツだそうです。
そんなスーツにこの石に乗ってもらって
大変光栄に存知まするが、
問題は このスーツが何? ですよ。
私は猫ですから動かないものに興味は無いですが、
ひょっとして〇〇さんと同年代ならご存知かにゃ~^^
ご存知の方は〇〇さん同様、
「オタク様~ <(__)>」 と呼ばせていただきまする。
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追伸
〇〇さん、この写真を無断で載せましたこと
ちょっとだけお詫び申し上げます。
(= ^ ^ ゞ