ガガブタ [花]
タイトルの「ガガブタ」は ↓ これです。
水生植物。
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さて、ガガブタの意味は? 字は? 由来は?
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濁音が多いですが、意外に雅な古語なんですよ。
古語…ということは、
昔から人々が馴染んできた植物。
ところが 今は見ることが少なくなりました。
少なくなったということは、農業・水利と関係が有り、
ガガブタに適した環境が少なくなってきたのです。
昔々には この植物が池の面を覆いつくし、
ガガ とは鏡のこと。 (ガガは影から来て鏡のこと)
池の面を表しています。
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それに フタ をしてしまう。
・・・で、ガガブタ (鏡蓋)
※ 長い茎が池の底の泥に届く必要があります。
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私が初めてガガブタを見たのは
加東市の平池公園に移植されたものでしたが
毎年 数を減らし、昨年は一輪も見られませんでした。
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この可憐な白い花が自生しているのを見たい!
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池の面を覆いつくしているのを見たい!
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ネットの中、また、実際に車で走り回って探し出したのが
この池です。
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ため池の多い兵庫県南部で 地元の人に訊いたりもしましたが、
農家の人は「草」には興味が無いようですね。
キツネノカミソリも訊きまわったことがありますが、
名前さえご存じなかったです。
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直径 1.5cmの花がよく見えるようにトリミングしました。
この池を訪ねたのは まだ2回目ですが
ガガブタは半減していました。。。
大きな池に小さな花。 撮りづらかったです。
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ウチワヤンマのカップルが産卵していました。
上は敵を監視している雄。
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必死の形相で産卵している雌。
オニヤンマなどと比べると トンボサイズのヤンマですが
顔はヤンマですね。
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こちらはお尻の先に付いているウチワが小さい タイワンウチワヤンマ
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タイワンウチワヤンマも温暖化で北上してきています。
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ハスの花も見たいので 別の池に移動
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真昼間に白いハスの花を撮るのは無謀でした・・・。
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旧暦のお盆の頃に水辺に咲く ミソハギ
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花が少ないです。
何でもいいから野草の花を撮りたい。
・・・ と 探していたら
こんな子に出会いました。
トゲトゲが嫌われ者の ワルナスビ
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暑くて虫も少ない気がします。
いた!!
ヒラドツツジの葉の中に 枯葉のような蛾が。
セスジスズメ (?)
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怪しいヤツ、 何者だッ!!
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図鑑で調べると アオメアブ
写真を大きくしてみますね。
ピンボケですが かなりビビッドカラー。
自分よりも大きなトンボなどを捕食するハンター。
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試しに検索してみて下さいな。
大抵の写真でエサになる虫を押さえ込んでいます。
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トリミングなしで接写させてくれた ツマグロヒョウモンの雌。
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以上 暑い暑い日の昼の水辺からでした。
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おまけ
憬れていた写真がやっと撮れました。
バイクブログの方々はお分かりでしょう?
タンクローリー車のタンクに写る自分達を撮ってみたかったのです。
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このタンクはピカピカ♪
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それもそのはず、
タンクの中身は シロップ (食品)でした。