大江山の花と虫 [花]
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「こんにちは ゲンノショウコ です」
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何年か前、たまたま通りかかった大江山スキー場近くで
※ 酒天童子の大江山
「どっちへ行くべい」 と車を止めた時
ススキの根元にナンバンギセルを見つけました。
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花だけが地面から出ていて、撮りにくいったらありゃしないのを
証拠写真のように撮って帰り、記事にしたら
地モティーの n さんが すぐに行かれて
もっとたくさんのナンバンギセルを撮って来られました。
私も n さんも ビギナーズラックでした。
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ナンバンギセルにはその後出会えませんが
今年もダメもとで9月2日に行ってきたときに出会った花のご紹介です。
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先に申し上げておきますが、ナンバンギセルは見つけられませんでした。
私はもうビギナーではないのです。
(-。-;) もう スレッカラシなのサ
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固まって咲く小さな花が道沿いにたくさん咲いています。
オトコエシ
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オトコエシ と ベニシジミ
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キスジマダラかな~? の後ろに見える小さなピンクは
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ツルマメ の花 (5~8mm) 大豆の先祖です。
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春と日照時間が同じなので、ワラビ が芽を出していました。
写真をよ~く見てくださいね。 虫がいますから。
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ヘラオオバコ と ヘラオオバコに擬態した虫。
・・・ウソです(^^ゞ
左のは 下から順に咲いていって、最後のシベが虫の触覚に見えます。
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ヘラオオバコの花を上から見ると、
花火か土星のように見えませんか?
私はこういう「草」としか呼ばれていない花の可愛らしさを見つけるのが
大好きなのです。
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「草」といえば、私も草としてしか目に入っていなかった
ヒメムカシヨモギ (姫昔蓬)
淡路島で撮影。 どこにでも生えていますが・・・。
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見るのはいつも上の写真のような状態(゜-゜)
ですが、どんな花が咲いていたのか気になりだしていたところ
ちょうどその花に出会えました。
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これがヒメムカシヨモギの花。 可愛いじゃないか♪
キク科の小さな花ですが 背は高く、
これが全部綿毛になった頃に セイタカアワダチソウが咲きます。
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昔話のような名前ですが、
開国と共に海を渡ってきた帰化植物です。
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さあ、本日の「花と虫さん」のメインゲストに行きましょうか^^
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だ~れだ?
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ノラニンジン の花と 玉虫です。
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玉虫って お腹側が虹のよう。
虹は厄除けのお守りだそうですから
厄が気になるお方はどうぞ写真をお持ち帰り下さい。
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ノラニンジンの実はシラミ(虱)に似ているそうですが、
幸い 私はシラミを見たことがありません。
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道端にず~~~っと並んで生えていたので最初は同じ植物と思っていた
オトコエシとノラニンジン。
「アレ?」っと気付いたのは葉の違いでした。
で、よく見ると花の形も違いました。
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ノラニンジン
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オトコエシ
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ね、違うでしょう?
こんな事を厭きもせず観察している妻に
ふくれっ面をしながらも付き合ってくれる夫に感謝したりなんかして。。。
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虫さんは出てきませんが、この日に出あった他の花も。
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ダイコンソウ 丸いツンツンしたのが実。
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ヒメキンミズヒキ
ヒメと付くのは小さいという意味。
キンミズヒキはもう少しフサフサとしています。
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一輪だけ咲いていた ヤマジノホトトギス。
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以上、今日は 草 の中の 草 の花ばかりでした。
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最後にもう一度・・・
「あッ、このオバサンまた来た!」
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この子を連れ帰りたい誘惑に打ち勝つため
大変な努力を要した招き猫でした。
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