お蕎麦で釣ってテリハノイバラ [実・種]
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「お父さん、お昼はお蕎麦を食べに行きましょう^^」
と言って車を出させ、テリハノイバラ(照り葉野イバラ)を撮りに行ってきました。
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ノイバラと比較すると、木も実も大きくて まだ葉が残っています。
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場所が悪くて ガードレールの下から覗くようにして撮っています。
その後ろを車が次々に通るので
無心にもハイテンションにもなれなかったです。
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どうも締まりの無い写真です。
お天気と露出が合っていないのかなぁ。
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道の駅“淡河”に着く寸前の大きな空き地の中に
一対の耳を発見!!
夫が駐車場の空き待ちをしている間に
その空き地へ反対側から接近。
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枯れ草と同化している毛物(獣に非ず)が一頭。
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あ・・・・・ 笑った。
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今日は天ぷら蕎麦♪ 十割で900円
夫はにしん蕎麦 900円
※近場の人が知りたいかなと思って なるべく値段をいれるように
しているのですが、この気遣いはどうなのでしょう。
お蕎麦の写真を載せるのはローキンさんのリクエストです^^
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食後、夫に「猫を見せてあげる♪」と空き地へ連れて行くと・・・
猫が逃げました。
猫は一気に遠くまで逃げないものなので
静かに近づくと・・・・・・・・
ほらね。
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あら、珍しい鯖猫。
猫と親しくない方には見分けがつかないと思いますが、
これと似た模様で “虎”と“雉”模様があります。
うちのナミはキジ猫です。
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・・・・・・・・・・・・・ ナミのことでご報告があります。
11月11日(日)正午ごろにナミはお空の子になりました。
皆様の「がんばれ!」のお陰で
「手術後6週間」と言われたのに11週間・・・
5週間も長く私たちの傍にいてくれました。
ありがとうございました。
なお、このご報告はさくっと読み流してくださいませ。
今 コメントをいただくと また涙が止まらなくなりますので。
泣いてもいいんですけれどね。
泣くとグチャグチャ ボロボロになってしまうんですよ。
あ、もうヤバイ。。。
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さあ。ナミのことは私の布団の上に置いといて、
道の駅の売店に戻りま~す。
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枝付きの柿 200円
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200円って捨て値ですよ。
この柿は種が多くて可食部が少ないから、
売れなきゃ本当に捨てるしかない柿だと思います。
でも 柿の木を持たない者は これが欲しい。
枝が有ると無いでは大違いの魅力があります。
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ここでヒラタケと大きなナメコをget 。
栽培したのじゃないナメコのおみそ汁、
初めて食べましたが、美味しかったですよ~。
ヒラタケはヒラタケそのものはほとんど味がしないけれど
お汁が美味しくなるの。
これは明日^^
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山で見つけたキノコをここで売っているようですが
私が山でこれソックリなキノコを見つけたとしても
持ち帰って食べる勇気(蛮勇?)はないですね。
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道の駅“淡河”を出て、ぐるっと遠回りして
ツメレンゲが咲いているか(遅いかも)見に行きます。
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ツメレンゲはハズレ。
写真は10月13日のものですが、
これよりショボくなっていました。なぜ?
アスファルトと土の境目のような所で
環境は適しているはずなんだけれど。
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多肉植物で、簡単に育てられると思うので、
葉っぱを一枚取って帰ってもかまわないでしょうか?
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同日にムラサキエノコロも撮っていました。
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11月13日 実も葉も赤くなっていました。
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私は猫なので、見上げる紅葉よりも
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目の高さの紅葉のほうが好きです。
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遠くのテリハノイバラより 近くのノイバラ
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帰宅するとお向かいのモチノキに
エナガとシジュウカラの混成隊が来ていました。
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おまけ
さっきのサバ猫の顔を大きくしますね。
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でーーーんッ !!!
歴戦のツワモノ
体も大きいけれど、顔も大きい。
しかも傷だらけ。
向こう傷は勇者のしるし!
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P にも鼻に立派な向こう傷があります。
私にも姫路城で転んで出来た傷が右ほほにあります。
ん、何か?
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好きな場所は里山 [実・種]
2011年は私にとって、日本にとって、世界中にとって
大変な年だったな~(゜.゜) としみじみ。。。
一つ一つの意見を書くのも今更だし、
私ごときの考えなんて皆さんには想像がつくでしょうし・・・。
ということで、今年起こった大変なことの話題はスルー (ー_ー )ノ" パス
里山へ行きましょう♪
いつもの山田さんの箱庭のような棚田へ(^o^)/
※
行きましょう♪ と言っても
ここ数日 とても忙しくしておりましたので、
行ったのは12月13日。
その後 記事にも出来ずにおりました^^;
目的は里山の空気にふれたいのと、
木の実草の実を見たいのと、
年賀状用に“ヤブコウジ”を撮りたいこと。
ところが行ってみるとヤブコウジの生育が
例年より遅くて背丈が短いのです。
ヤブコウジ
別名=十両と呼ばれるヤブコウジですが
もうちょっと値切ってもいいかな。
ハナニガナでしょうか。
白と黒に枯れてオレンジ色になった花びらがシックでオシャレだと思います。
毎年会うのを楽しみにしている “トキリマメの実”が今年は少ない。
いつもはいろんな表情を見せてくれるのに
数が少なきゃしょうがないか~( 一一)
・・・と おきらめかけていたら・・・
こんな 芸達者トキリマメに会えました。
ノイバラの実に似ていましたが つる性でもなく、枝にトゲがありません。
どんな花が咲いていたのかな~。
ホヘッ!!
猫の目ぢから発揮で こんな物を発見!!
半分苔に埋まって カビまで生えていますが
そっと掘り出して よ~く見ると・・・
中に蛹の抜け殻があります(゜゜)
これはッ
これがウワサの ス・・・スカシダワラ!!!!!
スカシダワラ(透かし俵)=クスサン(ヤママユガ科)の繭
女子は透けている物、光っている物が好きなのですが
・・・ これは 美しい ・・・ とは言い難い代物。
でも今になって…洗えばキレイになったかも…と
持って帰らなかったことを後悔していま(>_<)
※
そう、透ける物! 透ける物好き♪
透ける物 見つけました(*^^)v
風に揺れて撮るのが難しかった~。
でもいいや。
ブログの写真はPCほど鮮明に出ないから (=^^=)ヽ(ー_ー)
最後は ソヨゴの実
モチノキの仲間ですが
モチノキノの実のように集まってならないのね。
それは、多分、実(花)の枝が長いから
風に吹かれると絡まってコンガラガルから d(^-^)
ソヨゴは “戦ご” と書き、“戦ぐ”から来ています。
“戦ぐ”とはゆるやかな風に揺れることで、
“戦う”とは意味が違うようです。
古くから自生している植物には古語や古語がなまったものが多く
人が植物と共に生きて来たことが良く分かります。
外来種の見たまんまに付けられた名前も
時が経てば
「ツメクサ(クローバー)はクッション材に使われて日本に来たので
“詰め草”だったのよ」
「へ~、そうなんだ~」
また ハキダメグサは
「最初に植物学者が見つけた場所がハキダメだったからです」
「ハキダメってな~に?」
ってことになるのでしょうね(^^)
※ ※ ※
人の時は短く、植物の時は長い。
地球をその長い持ち時間で守ってくれている植物を
ヒョイと現れた人間が軽く扱って良い訳がない!
と強く思う招き猫であります(=`ェ´=)
一両、落ちていないかな [実・種]
お正月に欠かせない赤い実の万両・千両
そして十両と呼ばれるヤブコウジ。
ここまでは園芸店にあるので、皆さんよくご存知ですね。
で、この下、
「一両」と呼ばれる赤い実もあるんです(^^)
が、私はまだ見たことがありません。
花は二輪並んで咲き、その二輪がくっ付いて一つの実になるという
アリドオシという植物。
特に珍しい植物ではなく、
白い花を初夏に見ることが出来ます。
だから白い花が咲いていた所へ行けば
アリドオシの赤い実が見られる(*^^)v
・・・と 期待していったのですが、
ない、ない、ない、
一両がない!
この谷は小鳥のさえずりがとてもよく聞こえるので
鳥たちのご飯になってしまったのでしょう^^;
コウゾのオレンジ色の実も消えてしまっていますし、
野イバラの硬い実さえありません。
冬イチゴの実がありました。
赤さが足りないから まだ熟していないのかな?
スズメウリの実
名前はカラスウリより小さいから…とも、
実の形がスズメの卵のようだから…とも(゜-゜)
「紅葉の名所」と言われる所の今年の紅葉は
私の目には鮮やか過ぎました。
この程度が性に合っています(^^ゞ
日が西に傾きかけた谷間は薄暗く、シャッタースピードが落ちます。
そんな谷間にも小さな田畑が奥まで続いていて
採り残しのピーマンの色が鮮やか。
この辺りにタニウツギやマタタビの木があったのに、
葉を落としてしまうと私にはどの木がそうだったのか分かりません。
夏に繁っていた木が葉を落とし、
影になっていた植物に日が届き、
やっと光の順番が回って来る植物もあるのです。
奥に見えるのは、これから花を咲かせるヤブツバキかな。
谷を出ると、入るときにチラッと目の端にとまり
気になっていた赤い実を見ます。
やっぱりそうだ、会いたかったよ~♪
「初めまして(^^) 」のカラスウリでした。
来年はここに花を見に来ましょう ψ(。。)メモメモ
はてな?
一枚、こんな撮れ方をしてしまいました。
手ブレ?・・・ではないような。
タンキリマメ [実・種]
藪のヘリの日の当たる所を何というのでしたっけ(・・?
・・・思い出せない。
とにかくそういう所で赤いサヤのお豆さんを見つけました。
余談:
関西ではよく物に「お」と「さん」を付けて呼びます。
たとえば芋は「お芋さん」。
鍋は「お鍋さん」。
赤い莢のお豆さん
赤くなる前のお豆さん
このお豆さんの花はどんなんかな~
こんな花でした
「また名前を調べなくっちゃ(・へ・) 」と歩いていると・・・・・
でた~~~ッ!
異星人がこちらを見ています。
いつものように 「ニィハオ」 とご挨拶。
「それにしても 派手なお顔ですね~。お一人ですか?」
と 辺りを見回すと・・・・・
皆さん ツルにぶら下がってゾロゾロゾロといらっしゃいます(゜-゜)
よ~く見ると、さっきのお豆さんの莢がハジケたものでした。
家に帰ってから「マメ科」で検索・・・ポチッとな。
分かりました。
この異星人・・・じゃなくて 植物は タンキリマメ でした。
「痰切り」と書きますが薬効は定かではないそうです。
異星人にのみ効くのかも知れませんね(^^)
猿捕り茨 [実・種]
猿捕り茨=サルトリイバラのことです。(別名サンキライ)
ユリ科 サルトリイバラ属 ・・・ですって。
花も葉もユリ科らし~い形をしているのに、
棘があって生物学的にややこしいらしいですσ(^_^;)
それでも 〇〇科と書かれていると
「ああ、アレの仲間ね(゜.゜) そういえば似てる!」って分かりやすいでしょう?
これが実を付けた サルトリイバラ
日当たりの良い所を好むので
藪の中からはみ出してきているのをよく目にします。
秋の深まりと共に実は真っ赤に・・・o(^ー^)o
同じ里山で撮ったもう一枚のサルトリイバラ
葉を食べられてしまったうえに 蜘蛛の巣まで!
どちらの写真が好きかというと 下の写真。
間違えました^^; 下の写真のサルトリイバラが好きです。
下の写真の方が 自然のたくましさ を感じるからです。
葉を虫が食べるでしょう。
それでもサルトリイバラは頑張って実を付けるでしょう。
こんなになっているのに蜘蛛まで来て巣を張るでしょう。
食べたり食べられたり・・・怖いですよね。
これを見てヒトは「生き生きしている!」と言うんです。
「生き生き」することは「死に死に」することでもあるんです。
だから怖いんだけれど、
命のやり取りをすることで命をつなぐ事が出来る・・・という
宿命付けられた自然の理不尽さ。
あ~~~(>_<) 私の話し、ちゃんと出来ていますか?
要するに、この世に生れて来たからには
いさぎよく生きましょう (^_^)v ってことが言いたいの。
ヨウシュヤマゴボウ [実・種]
ヨウシュヤマゴボウ (洋種山牛蒡) ヤマゴボウ科
これは帰化植物ですが
花言葉が 野生 元気 内縁の妻
・・・・・わからん (・・?
毒があるのはご存知だと思いますが、
ヒヨドリがこの実を食べるんですよね~。
で、うちの庭にウンチを落として行ったので芽が出ていました。
ヒヨドリには毒が効かないのかな?と思っていたら
「全体にわたって毒があるが、果実は無毒」ですって。
だからって食べる気にはなれませんよね。
味噌漬けや醤油漬けにされる「山ごぼう」は
ヤマゴボウとは全く異なる アザミの一種“モリアザミ”の根です。
初夏にアザミに良く似た“ゴボウ”の花を見て納得。
アザミはキク科だから ゴボウの香りにも納得。