サギソウの舞う湿地 [花]
曇り空なら白い花を撮りに行くのがマイ・決めごと。
朝 起きるなり空を見て
「よっしゃーーーッ!!!」
気合いイッパイで 地図でルート確認 (`o´ヾ
朝ご飯を食べて、ちょっと外に出て見ると・・・降ってる(゜.゜)
しかも 降り方がだんだん本気になってる。
今日は雲の厚さのほうが気合いが入っているみたい。。。
サギソウ
今日の目的は 水生植物の ガガブタの花だったんですけれどね
数日前にサギソウは撮って来ていたんです(^^)v
この日も降水確率50%で 「よっしゃーーーッ!」だったんですけど
やっぱり私は晴れ女。
現地到着時には晴れ。
降水以外の50%が当たったようでした。
この日の話をしましょうか(^^)
篠山のある渓谷に湿地がありまして、
そこにサギソウが自生しておりました。
地元の人たちはそれを大切に管理していたのですが
世の中には その美しい花を手元で育てたいと思ったり、
売ってお金にしようと考える人がいて
盗掘していくのです。
住める環境が限られているサギソウは逃げることもできず
一株、また一株とさらわれて行き、
今ではその湿地に残ったサギソウはわずかになってしまいました
・・・とさ。
とまあ 群れて咲いているサギソウは撮れませんでした(T_T)
ホザキノミミカキグサ
タヌキ藻の仲間で湿地に育つ目立たない花ですが
せっかくですから パシャッ!
ここへ行く途中の山道でイトトンボを撮っていると
20人くらいの団体さんがワイワイガヤガヤと
後ろからやって来ました。
バス停で降りてから1.数kmの道のり。
私たちと同じサギソウを見に行かれるんですって。
3つぐらいのグル―プのようで みなさん楽しそう。
「お父さん、どうします?」
あの小さな湿地に20人では満員でしょう。
私たちはゆくりと時間稼ぎをしながら行くことに。
時間稼ぎの材料ならいくらでもある里山の中、
絶対に毒茸ですが、可愛くて可愛くて(#^.^#)
黄色いキノコを撮れば、キノコの右上に白いキノコが!
コンビニで売っている 使い捨てのビニール傘みたい。
これをアリさんがさしていたら ・・・(゜-゜)♪
あ、想像してしまいました。
木の実は秋になると イヤになるほど撮れるから
止めとこうかな~ ・・・・・パシャッ! (^^ゞ
また ワイワイガヤガヤの声が近づいて来て
団体さんはお帰りになりました。
湿地に入って見ると咲いている花が数えられるほどしかなく
私たちは来るのが3度目なので 覚悟はしていたのですが
団体さん達はガッカリだったでしょうね。。。
踏み荒らされた跡もなく、
お行儀良く観賞して行って下さったようです(^^)
ここにはハッチョウトンボという長さ2cmの
※1円硬貨の直径が2cm
アブと間違えそうなトンボが見られたそうですが
もうここでは絶滅したのかな 会ったことがありません( 一一)
立派なオオシオカラトンボです。
翅の付け根が黒いでしょう?
ここがシオカラトンボと違うんだな~ ( ̄- ̄) ←なぜか得意顔
往きにも帰りにも会ったイトトンボ。
先日 吉川でアオモンイトトンボと思っていて間違えた
アジアイトトンボと とても良く似ていますが
翅と胴の色が違う!
それから 手足の白い色もハッキリしている!
これをアオモンイトトンボとするか!招き猫。
「いえ、顔を良く見て アホっぽいかどうか確かめてからにいたします」
アホっぽくない…、むしろ凛々しい!
こんなアオモンイトトンボに良く似たイトトンボがいましたφ(..)・・・と。
この日もよく歩いたのですが、
写真を撮りながらゆっくり進むので大丈夫(^-^)
いつもご心配をいただきまして ありがとうございます。
帰り道で白いセンニンソウを撮りたいので
見つけて、車を停められる所なら停めて欲しい。
と 運転手に頼んでいたのですが、
全てスルーされました(ーー゛)
帰宅後 夫に「忘れていたでしょう」と言っても
言われた事さえ忘れていました ┐('~`;)┌
夫婦揃ってアブナイです。
タカサゴユリとテッポウユリの交雑種 まだ蕾
高速道の法面に良く見るユリはこれです。
ハッチョウトンボねぇ~・・・もうそこでは見れないのかも(T_T)
甲山湿原にも居るんですが
フェンスに囲まれた湿地の中なので、見れない撮れない・・・
山に停まっている”花キューピット”と書かれたトラックを見ると
「拙者がタイヤに穴でも開けておいてしんぜよう。」とか考えます(^^;)
ホザキノミミカキグサ・・・負けた orz
by アマ (2011-08-22 11:08)
アマさん♪
甲山にもいるんですか!?
単に小さ過ぎて見つけられないだけ?
希望がわいてきましたo(^ー^)o
サギソウは山の持ち主さんに群生している所を聞いておきましたので
長靴を買ったら行きましょう。
ホザキノミミカキグサの写真・・・
褒めていただくと、マリー・ローランサンの絵のように見えてきましたよ~(゜.゜)
な~んてね(-ω-)
ふっふっふ・・褒めていただいて嬉しいですが、
今までそれで調子に乗ってどれだけ恥をかいて来たことか(ーー;)
それよりも、イトトンボを前から横から自在に撮れる
フレンドリーさを褒めて下さいましよ。
これはアマさんに勝っているでしょう?(^◇^)
by 招き猫 (2011-08-23 20:30)
自然に咲いている写真は 何年ぶりだろう。
いや、何十年も前かも。
いつ見ても サギソウは 美しいですね。
前を行く団体さんは ホンマに草花が好きなんやろか?。
大切にしたいですね。
by ハッセルぶらっと (2011-08-24 10:39)
モノサシトンボ♂です。
モノサシみたいでかわいいでしょう。
by jan-ll8 (2011-08-25 22:53)
ハッセルぶらっとさん♪
形としては園芸家に大事に育てられた花の方が綺麗だと思います。
が、里山の湿地に昔から代々咲いている花の美しさに勝るものではありませんね。
「やはり野に置け白鷺草」
路線バスを利用してまで来ていらっしゃるのだから
現地で山野草を見るのが好きな方達だと思いますよ。
それにしても数が少なかった。
何かと撮りにくい花なので数で誤魔化したかったのに・・・^^;
by 招き猫 (2011-08-26 14:10)
jan-ll8 さん♪
腹部の横じまが物差しのメモリのよう・・・、とは思ったのですが
jan-ll8 さんの記事にあったモノサシトンボはこんなだったかな~?
と断定しかねました。
そこで、このコメントをいただいてから
「トンボ日和」のカテゴリ「トンボ」で探したのですが、間違いなくありました。
トンボ211中 遡って65記事目。
昨年の9月8日の記事でした。
今年も行かれますよね。
あ、せっかくなのでアオモンイトトンボの ◎З◎ この顔も見てきました。
モノサシトンボと比べると不憫な顔の子ですね。
by 招き猫 (2011-08-26 14:24)