紅い花 白い花 [花]
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ウスバツバメガ 雌
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新蕎麦の季節が近づいています。
私は気が気でありませんでした。
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あせるのは新蕎麦を食べたいことではなくて、
蕎麦の花の写真を 10月2日に撮ってきていたのに
都合で なかなか記事に出来なかったからです。
秋期パステル画講座が一昨日から始まり、
その絵も家で仕上げたので、今日はオフ日です。
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どの写真を見ていただくか、ゆっくり選びます。
ドングリの背比べのような写真の中から数枚を選び出す作業は
情けなくもあり大変です。
彼岸花の写真まであります。
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すっかり出遅れですが、ま、いっか。
写真はゲージツであるよりも“記録”だもんね~。
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場所はいつもの三田市の奥。
キツネノカミソリを撮るのもここに来ます。
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まず、燃えるような赤を撮らずにはいられません。
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彼岸花の美しさは その赤い色とまつ毛のような長い雄しべ。
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長いまつ毛は全女性の憧れ。
つっても・・・、カノジョ~、 ちょっとまつ毛を揃え過ぎよ!
付けまつ毛ってバレそうよ。
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なぜかパステルカラーに写ってしまった花。
彼岸花らしくはないけれど、面白いじゃない?
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ソバの花は一日花。
夕方には閉じてしまって、翌日にまた別の花が開きます。
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この写真のf 値は5。
こんなに前の花がボケてしまいましたが、
トリミングの仕方でゲージツになるかな?
・・・なんちって。
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葉が茎を巻いています。
ミゾソバと同じ タデ科ですね。
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手前の花にピントを合わせると、つまらない写真・・・。
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今度は中ほどの花にピントを合わせ、
グッとトリミング!
美しいではないか♪
蕾の中からピンクの雄しべがほんのり透けて見えるのがプリチー。
この写真を見て ソバの花だと気付く人はいないだろうな~。
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この辺りは稲の他に麦を作っている農家が多いです。
同じ畑が 稲だったり麦だったり・・・。
その合間にソバが入るようです。
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写真のソバ畑は 昨年ソバ畑で、今年は放置畑。
こぼれた実からソバが成長したようですが、
このソバは蕎麦として収穫するのでしょうか。
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農業というのはサラリーマン家庭に育った私には分からんです。
しかし、第一次産業が人類を支えていることは分かります。
農家の皆様、どうか頑張って私たちに美味しい物を食べさせて下さいませ。
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マクロレンズでオオニシキソウの花と実。
同株に雌雄の花が咲くので
こんなに楽しい実りになります。
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実は胡麻の実ほどで、道端で咲いていても なかなか気付かないですよ。
ご自分の目で見たい方は まず検索でオオニシキソウの全体姿を
覚えてから、道端や空き地、街路樹の根元などで探してみてください。
これを見たらもう「雑草」なんて一括りに呼べないです。
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ほ~い、ゲンノショウコ。
山田さんの棚田には白花が多く、ここには赤花が多いです。
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ここに来ると いつも時の経つのを忘れるので、
日の差し方がいつの間にか変わっていました。
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今年から休耕田に花を植えても助成金が出なくなったそうなので
タダのコスモス畑 が全く見られなくなりました。
淋しいですが、歳入が減れば歳出を控える。当然のことです。
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ソバは良い。
荒地でも育つし、美味しいし、花も美しい。
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今年は「稲穂と彼岸花」を撮りに行っていません。
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秀吉に黄金の茶室を造るよう命じられた千利休は
すべてが黄金の茶室の障子にだけ赤い紗を張りましたとさ。
黄金の部屋に赤を通して差し込む光。
利休さんのお好みではないでしょうが、
なんともいえない美的センスです。
が、その中に身を置くことは少々疲れそうですね。
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60才を過ぎて 野生児になった招き猫は
赤と白と緑の色の取り合わせが良い。
いや、元々 セレブの好みに縁がないのかも。
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帰り道で:
この数日前に台風が来たので 風になぎ倒されたコスモス。
利休好み?
猫好みであることは間違いありません。
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雄しべフェチですが、花のうなじ好きでもあります。
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夕日を受けたコスモスは淋しすぎていけません。
私・・・・・泣くよ。。。
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